実は私は東北の穏やかな地方、田舎から大都会へ出てきて学生生活をエンジョイしていましたが、さすがに東京の生活のいうのは思ったよりもお金が掛かるものです。 まして、女性は男性と違って女特有の金銭がかかるものです。 そんなことで、お小遣いが欲しくなりお友達とも相談して、一緒に夜の仕事というかキャバクラでのアルバイトをする事になってしまったのです。 場所的には大学の関係もあって地元の池袋で、求人に応じて応募して見たのです。 しかも、其処のキャバクラというのはチョット高級なところで煌びやかな洋服やドレスなどを身につけて行い接客の仕事でしたが、お話好きな私にとってはわりと気楽に応募して見たのです。
ところで、勿論、夜のお仕事でキャバクラというのは初めてでしたが、噂ですと男性の社交場とも言われるクラブやキャバクラというのは華やかな別世界と思いきや、確かにそのような感じはありますが、高級キャバクラは特にそうでしょうが、意外と普通の男性がお見えになる普通の社交場といった感じでした。
主なお仕事というのは、一応、提供されたドレスを身につけながらチョット肌を露出させたお洒落な格好で、男性のお客様さんと面白おかしく過ごす事です。 勿論、楽しくお話をしながらお客さんにお酒を勧めるのですが、私自身もチョット嗜みながら其の割には高いお給料が貰えるというのが魅力でも有りました。
ただ、キャバクラの肝心なところはご指名を戴くことが大事で所謂、指名制によって私のようなホステスさんもお店自身もお金が入るという基本的なシステムになっていることですね。
お仕事では基本的にはお客さんとホステスさんのマンツーマンということになり、隣に座って楽しくおしゃべりしながら、お酒を作るのがメインの仕事になりますね。 働いている女の子の特徴として若くて派手めの子が多い。服装はドレス、ワンピース、其れにスーツなど色々でしょう。 其れに肝心のお給料はアルバイトの場合は普通は時給制で、そのほかに売上によってバックやご指名料などプラスアルファのお給料も戴けるようです。
ところで、この近年のキャバクラというのは、なんでもキャバレーとクラブが合体したようなものなのだそうですね、そして現在でもクラブというも未だ存在しています。 ただ、キャバレーというのは今やキャバクラに駆逐されてしまい殆ど見当たらなくなってしまいまったようですね。 その代わりにキャバレーの気軽さとクラブの高級感を合わせたものとしてキャバレー・クラブ、即ち、キャバクラというのが非常に多くなってきているのです。
さて、此れ等のキャバクラに新人で入店する時は、個人の場合もそうですが新人女性の皆さんと一緒にいろいろな講習や実習などもあります。 特にお客に対しても自分に対しても大切なことで「装い」というのがあります。 其れは特にキャバクラ用の衣服やドレスということになりますが、此れ等は特にお店でのレンタルもできますが、やはり、個性と見た目もポイントになることです。
ドレスは自分自身をできるだけ魅力的に見せてくれるを選ぶことは重要で大切なことですが、私のお店の場合は取り決めとしてそんなに厳しい面はありませんが、やはりロングドレスや黒系のドレスは禁止とされているが、ただ、ワンピースの場合はOKのようでした。